最高の保温力を誇る「インヨージャケット」と「スーパーインヨージャケット」のご紹介です。

700フィルパワーの上質ダウンを、軽量スリーピングバッグに匹敵する300g（Mサイズ平均）も使用した、60/40シリーズで最高の保温力を誇るウインターシーンの旗艦「インヨー・ジャケット」。極めて高い人気を誇りながらも、上質ダウンの安定確保が困難なため1998年にやむを得ず生産を中止。
その後のファンからの根強い要望により、数年前から生産量僅少で復活したアイテムです。
人気の秘密は、ボリュームたっぷりなのに、なぜかスッキリとしたデザイン。従来のダウンジャケットは、ダウンの偏りを防ぐための気室が多くなり、保温性を高めるためにボリュームを多くすればするほど、モコモコ感がでました。
インヨージャケットは、その外側を60/40でくるむ事で、スマートなシルエットを達成。いかにもアウトドア的なイメージを排し、タウン着としてもスタイリッシュなウエアとして高い完成度を誇ります。もちろん、袖やフードの端まで最高品質の700fp（フィルパワー：数値が高いほど重量当たりの体積が大きくなり保温性が高い）をたっぷりと入れ込んだ保温力は他の追随を許さず、袖を通すと、まさに違いが実感できます。

60/40ラインの隠れたヒット商品。
タウンユースをターゲットにしたアイテム「タコマコート」。ちなみに、タコマはシエラデザインズ米国本社にほど近い、ワシントン州の都市名に由来する。このコート、見た目はステンカラータイプだ。
着る人とシーンを選ばない定番中の定番のデザインと言えよう。しかし、随所が「らしい」デザインで充ちている。考えてみれば、末は街はアウトドアの1部だ。培われた機能性・快適性は、タウンでも十二分に活きてくる。着込めば着込むほどに、風合いが増してくるのが60/40の真骨頂。数年先が楽しみになるコートだ。シエラデザインズ・ファンならずとも袖を通してみたくなるに違いない。